水苔は胡蝶蘭の栽培に最適
国内で胡蝶蘭を栽培する際に使用するコンポスト(植え込み材)は、、水苔が現在でも主流となっていますが、
大量生産化に伴い経済性などの観点から様々なコンポスト
が開発され、
胡蝶蘭のみならずその他の多種多様な洋ラン栽培に適応した新製品が市販されるようになってきました。
種類が多くなるとどれを使用したら良いのか迷う
こともあると思います。
そこで良いコンポストの条件ですが、
- ・低価格なこと
- ・一定の保水性があること
- ・通気性が良くて長持ちすること
- ・植え替え作業がやり易いこと
などが挙げられますが、この全てを兼ね備えたコンポストは今のところなく、どれも一長一短があります。
その中で特に
水苔は胡蝶蘭の栽培に最も適したコンポストです。胡蝶蘭以外でも着生ランの仲間には水苔が相性が良いようです。
ただし万能と言うわけではなく欠点も
あります。
腐りやすいこと、通気性が徐々に悪化すること、植え替え時の作業性があまり良くないこと、高価格なことなどです。
以前は国産品が主流となっていましたが、近年では中国産やニュージーランド産の物が大勢を占めています。
この中でもニュージーランド産は繊維が太く上質とされて
います。
上質な水苔は、価格は高いですが弾力があり耐久性が高くしかも腐りにくいので、
安価なものより長持ちするのでかえって経済的で、株にとっても良好な環境
になりやすく丈夫に育てやすくなります。
他にもコンポストの種類はありますが、いまだに水苔に取って代われるような決定的なものは出てきていません。
ただ、水苔でなくては胡蝶蘭の栽培が出来ないと言う
ことでもないので、栽培している環境や管理の仕方に合わせて好みのコンポストを探していきましょう。
最終的には2〜3種類のコンポストに絞り込み使用するようにし、
あまり多くの種類のものを使わないほうが賢明です。
コンポストによって水やりの回数や方法が変わってくるので、種類が多くなるとそれだけ管理も大変になってくる
からです。